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「KAWAII」が世界共通語になりつつある昨今、「カワイイ」女性アーティストは山ほど居るが
「格好良くてかわいい」女性アーティストはなかなか居ない。

そこで今回は新旧問わず、洋邦問わず、第一線で活躍している「格好良くてかわいい」女性アーティストのミュージックビデオを紹介しよう。

Hilary duff  「Reach out」

出典:http://youtu.be/

1997年デビュー、10歳から子役として活動し、「清純派」としてのパブリックイメージを貫いていた彼女だがこの曲でそのイメージを大きく覆す。
作曲陣も実に豪華。Depeche ModeからMartin Lee Gore、BOGART EVAN KIDD他。元々Depeche Modeの「Personal Jesus」が元ネタの本作。
MVの監督はPhilip Andelmanという人でTaylor swiftやbeyonceのMVも監督しているという洗練された映像に長けた監督だ。

Britney spears 「my prerogative」

出典:http://youtu.be/

2004年作品、ボストン出身のR&BシンガーのBobby Brownの1988年同名作品のカヴァーである。
比較的原曲に忠実な構成になってはいるが中東の楽器等を多様した現代風アレンジの仕方は流石。
当時の彼女の鬱屈した私生活をさらけ出すような歌詞と(この曲をカヴァーすると決めた時点でブリちゃんの圧勝)
ブリトニーの「実は個性的」な声質も相まって なんともダーティでかっこいい作品だ。

(Britneyを取り上げるにあたって「Toxic」、「Womanizer」も候補に上げたのだが、両作ともMVの中で結局ブリちゃんが何をやってるのか、何をしたいのかよくわからないストーリーなので個人的にはこの曲を選んだ次第だ。)

Nelly, Fergie 「Party People」

出典:http://youtu.be/

2008年作品、プロデューサーはWill SmithからMary J BligeからPit Bullまでシーンを代表するアーティストを多数プロデュースしているPolow da Don。「マッチョイズム世界最高峰」の様な作品だが元々は本作の歌姫、Fergieのソロアルバムに彼女用に創った作品だったらしいが紆余曲折あり、Nellyの作品となった。硬派なNellyのラップに相まったFergieのラップが素晴らしい。シンガーとしての彼女が大きくクローズアップされがちだがスムースなフロー、緩急付けた引っかかりのあるライミングはそこら辺のラッパーとは格が違う。「真似したくなるラップ」と言うのは「良いラップ」の証拠である。

MV監督は驚くなかれ、「アメイジングスパイダーマン」シリーズを監督しているMarc Webb。元々彼はMV監督でGreen DayやMaroon 5等も手がけている。

Operator Please 「Catapult」

出典:http://youtu.be/

残念ながら今はあまり活動していないオーストラリア出身のバンドOperator Pleaseの2010年作品。
デビュー当時はまだ全員10代でこの作品時も20歳そこそこの彼女達だが「こいつらわかってる」感が半端ではない。
現在は個々のプロジェクトが盛んな様だが、そちらも楽しいので是非。

Azealia Banks 「chasing Time」

出典http://youtu.be/

1991年生まれの23歳にして、世界中の数々の賞を総なめにしてるAzealia Banks。様々なクラブミュージックを内包したサウンドが特徴だが、エッジの聴いたMVも彼女の魅力の一つだ。

MV監督はこれまたアメリカの第一線MV監督Marc Klasfeld。

Krewella  「Live for the night」

出典:http://youtu.be/

EDM期待の新人、Krewellaの2013年作品。EDM系のパーティや様々なイベントで連日DJがプレイしてる本作は知らないクラバーは居ないであろう。お姉ちゃんと妹のシンガーのパワフルだけどバカっぽい今時のサウンドは誰でも乗せてしまうパワーがある。
MVもそのイメージを貫く様にバカっぽいが、更に、何とアーティスト公認で日本独自で作成した別ヴァージョンのMVも存在する。そのMVには「ふなっしー」がDJに挑戦するという内容なのだが(Krewella本人達は出演していない。)筆者個人的には「観ても観なくてもどっちでもいい」代物だ。

BABYMETAL 「ギミチョコ!!」

出典:http://youtu.be/

2010年結成以来、数年前から日本の音楽シーンを席巻している「アイドル」の中でも最上級に世界的に認知された彼女達。結成して3年で国内最大級のメタルフェスティヴァル「LOUD PARK」に出演。4年目にして日本武道館にて単独公演を開催(日本武道館史上最年少記録樹立)。同年にはLADY GAGAの北米ツアーのオープニングアクトに抜擢され、その他世界各国から高い評価を得る。そして終いにはメタル界レジェンド、DRAGON FORCEと共作をしてしまう世界がひっくり返る「珍事」が発生してしまったのだが、ただの「珍事」と片付けてしまうのはあまりに暴力的である。このMVを観ればどんなに軽く見ていた読者もぐうの音も出ない程の圧巻のパフォーマンスである。

(個人的に0:30秒のMOAMETALの笑み、3:38秒のYUIMETALの威嚇顔はなかなかシビレる。普通のアイドルには出来ない表情、メタルをキチンと解釈した上で自分はアイドルだと言うアイデンティティがしっかりないと出来ない顔である。作品の中のハイライトである。)

安室奈美恵「Big Boy Cry」

出典 : http://vimeo.com

未だ尚、日本の女性シンガーのトップに君臨し続ける安室奈美恵であるが、楽曲面・ビジュアル面でも常に進化を止めない彼女の姿勢は誰もが反論しないであろう。
本作も実にカワイイMV。

監督は二宮大輔、AAAなどのMVも手がける。


如何だっただろうか。
「ことアートにおいて男性は女性にはどうやったって敵わない。」というのが筆者の持論だが
これらの「カッコ良くて可愛い」MV達を観ると
より一層その持論が強固なモノになっていく様で複雑な気持ちになるが
そんな事は抜きにして大いに「嫉妬」するMV達である。